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 有名なオフィスビルの一室を借りて、海外の高級な机やイスを購入する。会社で使う物はとにかく高級で質の良い物を選んで揃えていくうちに、たちまち借金は増えていく。
 その中で今、美保の目の前にいる男のような怪しげな金融業者からも金を借りるようになったのだ。
 働き始めないまま購入だけを済ませた夫はある夜、疲労がたまっていたせいで車の運転を誤り、この世から去ってしまった。
 夫の葬式を終えて、美保が一人でこの後の人生をどうするかを考えていた時だ。この男が、住んでいるマンションを訪れたのは――。
「わたくし、こういう者なんですが」
 玄関先で名刺を渡されて、名前と金融業者であることを知った。
「実はですね……」
 そして亡き夫が借金をしていたことを耳打ちされて、慌てて中へ入るように促す。
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