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「あああっー!」

中がドロドロの熱で満たされ、梨奈は眼を見開き、何度も体を振るわせた。

「ううっ…!」

そのせいで膣の中の締め付けがよりいっそうきつくなり、オレは最後の一滴まで文字通り絞り取られた。

…その後、互いに息が整うまで動けなかった。

……言っては何だけど、この締め付けはある意味、名器とも言えなくもないかもしれない。

処女ではないのに、このきつさはクセになるかも。

「梨奈、大丈夫か?」

「えっええ…」

いくらか放心したようだったが、何とか平気みたいだ。

オレはその後、梨奈の中からゆっくりとペニスを抜いた。

ドロドロと流れてきたものをティッシュで拭き、梨奈をお姫様抱っこして、バスルームへ入った。

さすがはウチの会社が作っただけあって、風呂は広くて使いやすかった。

湯船に二人で入りながら、オレは仕事モードに戻った。



「梨奈、コレで分かっただろう? ムリにするものじゃないんだ、セックスは」

「…うん」

オレに背後から抱き締められている梨奈は、どこか複雑な表情をしていた。

きっと本当は心の中で引っ掛かりがあるのを、自覚していたんだろう。

好きでもない相手とのセックスなんて、意味がないことを―。

オレは梨奈の悩みに気付けたからこそ、感じさせることができた。

心の奥深くに触れたからこそ、許されたと言っても良い。

「オレが言うべきことじゃないかもしれないけど、梨奈は辞めた方がいいと思う。この仕事」

「辞める…」

「ああ、売る方も買う方も。そして本当に好きな人を見つけた方が良い。そうしないと、セックスの幸せが分からなくなってしまう」

オレは不安になって、梨奈を抱き締めた。

腕の中の梨奈はとても華奢だ。力を込めれば、痛がるだろう。

肉体の痛みならばいずれは時間が解決する。

しかし心はそうもいかないのだ。

「若様は辞めた方が良いと言うのね?」

「…ああ、オレはそう思う」

オレの腕に、梨奈の手が触れた。

顔を上げると、穏やかな表情の梨奈がそこにはいた。

「分かったわ。梢さんと相談して、どっちも辞めさせてもらう」

「えっ? 本当にいいの?」

自分から言っておいてなんだけど、こんなにアッサリ承諾するとは思わなかった。

「うん…。何となく合っていないような気がしていたし、梢さん達もアタシの扱いには困っていたみたいだから」

そう語る梨奈はどこか切なそうに遠い眼をしていた。

「辞めるキッカケを探していたのかもしれない。若様に言われたら、何となくすっきりしちゃった」

「そう…。じゃあしばらくは…」

「ええ、禁欲と言うか、セックスしないことにする。確かにアタシ、変に焦っていたかもしれない」

梨奈は甘えるように、背中を預けてきた。

「友達もね、本当に好きな人に捧げたワケじゃないの。だからアタシだってそのぐらい平気だって思っていたんだけど…ね」
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