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 くっ…! それはオレも知っていた。
 けれど久し振りにこういうマッサージを受けたので、すっかり油断していた。
「あっあの、ちょっとトイレ行ってきます」
 顔から火が噴くほど恥ずかしい発言だったけど、コレは中々おさまりそうにない。
「ふふっ。若様、ここをどこだと思っているの?」
 けれど由香里さんは意味深に笑う。
 その眼には欲情の色が浮かんでいて、思わず狭いベッドの上で後退る。
「そうなるのは想定済みよ。大丈夫、わたしに任せて」
 コレって…貞操の危機っ!?
「ちょっと待ってください! それも勉強に入るんですか?」
「あらぁ、言ったじゃない。若様にはウチのマッサージを体験してもらいますって」
 それって…こういう意味だったのか!
 だあああっ! 何でこうもオレの頭の回転は悪いんだっ!
「って言うか…えっ? その、まさか由香里さん?」
「うふふ。若様はじっとしているだけで良いの。それがマッサージというものだから」
 ある意味当たっているけれど、別の意味で激しく違うっ!
「さっ、横になって」
 由香里さんに肩を掴まれ、オレはベッドに押し倒された。
「ええっ!? マジですか? こんなこと梢さんに知られたら…」
「アラ、だってこういうのがウチの会社の仕事よ?」
 ごもっとも!
 この会社の中では、オレの反応の方がおかしいんだ。
「さっ、若様は楽にしてて。これから気持ちいいマッサージ、ココにしてあげるから」
 そう言って由香里さんは妖艶に微笑み、タオルごしにオレのに触れた。
「あっ…!」
「ふふっ、若様ってやぱり可愛い」
 欲情に濡れた眼を細めながら、由香里さんの顔が下りてくる。
「んっ、ふっ…」
 そしてキスされた。
 由香里さんの唇はふっくらしていて、グロスの甘さが口の中まで広がる。
 …ヤバイ。大人の女性のフェロモンに、やられつつある。
 けれど由香里さんの手の動きは絶妙で、オレの熱はあっと言う間に形を変えてしまった。
 しかも由香里さんの舌がオレの唇の隙間から入り込み、歯茎や上あご、頬の内側まで舐めまわす。
「んんっ、ちゅっ…。若様の口の中ってあまぁい」
 舌っ足らずの甘い声で囁かれると、理性が吹っ飛びそうになる。
「あの、由香里さん。やっぱり…って、んんっ!?」
 止めようと言う言葉は、舌を舌で絡み取られて言えなかった。
 こういうのって、一般的に逆レイプって言うんじゃないでしょうかっ!

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